
暗号化したままデータ集積・共有・分析・AI処理ができる秘密計算クラウド
DataArmor Crypto-Ledger Database
ソリューション概要
データ活用における課題①
本来やりたいことができていない、オペレーションが非効率。
データ活用における課題②
セキュリティがデータ活用の大きなハードル(コスト)となっている。
データ加工やデータの質がセキュリティに起因することもあります。
※EAGLYS独自アンケート調査「データ活用における課題(複数選択)」 (2019年7月)
EAGLYS x DataGateway x Alibaba Cloudの提供するソリューション
データベース構築(EAGLYS&DataGateway)セキュアデータベースからログを吐きだした
ものを抽出して保管。
既存の暗号化の課題、秘密計算による課題解決
既存の暗号を用いたデータ管理
秘密計算を用いたデータ管理
→クラウド等の低信頼ゾーンでの
データ活用には従来の暗号化では不十分。
データ活用には従来の暗号化では不十分。
→クラウド等でもデータを”本人以外の人に
無価値化させることで従来低信頼ゾーンで
あったところでも高信頼ゾーンとして
データ活用が可能になる。
無価値化させることで従来低信頼ゾーンで
あったところでも高信頼ゾーンとして
データ活用が可能になる。
ブロックチェーン技術によるトランザクション管理
- 中央集権型ではない分分散管理台帳にてトランザクションを管理し、事業参加者の間で公開可能とする技術であり、データ改ざんへの耐性を向上。
- アクセス履歴等トランザクションデータの扱いにおいて透明性、公平性が増し、共同事業を推進しやすくなる。
DataArmor Crypto-Ledger Database の提供するベネフィット
データが暗号化されていても、不正アクセス等により暗号鍵が 流出すると、データの内容が漏えいする恐れがあります。デー タベース内で暗号鍵を保持しないDataArmorは、データ漏えい 耐性が高く、クラウド環境や、組織が厳密に管理する高セキュ リティゾーン外など、多様なインフラをデータ管理プラット フォームとして活用することができます。
機密データを分析に活用する場合、データ保護のため、事前に 加工作業を行うことがあります。そのためのシステム投資(加 工環境、等)が発生することも考えられ、これらは本質的には 不要なコストです。DataArmorを活用することで、データ加工 のための作業・システムを削減し、コストダウンを実現するこ とができます。
一般的に、個人情報を分析に活用する際はハッシュ化等のデー タ加工が行われます。この場合、データ内容を保護できる反面、 分析対象となるデータの質が低下することで、分析内容が限定 的となります。DataArmorを分析プラットフォームにすること で、データの内容を保護しながら、データの質を担保した分析 が可能となります。
データ分析においては、自組織内のデータを用いるだけで十分 な結果を得られるとは限りません。他社や他部門のデータを活 用しようにも、セキュリティ上の理由から、データを共有でき ないことがあります。DataArmorで共有すれば、データオー ナーが互いにデータの内容を開示することなく、統合したデー タを分析できるようになります。